フォーミュラのカテゴリー紹介

フォーミュラカーレースのピラミッド構造

フォーミュラカーレースのピラミッド構造
フォーミュラカーレースはF1を頂点に、SF(スーパーフォーミュラ)、F3(フォーミュラ3)、FCJ(フォーミュラチャレンジ・ジャパン)/F4(フォーミュラ4)、S−FJ(スーパーFJ)、レーシングカートというピラミッド構造になっています。大多数のレーシングドライバーはフォーミュラの底辺カテゴリーであるS−FJもしくはレーシングカートからレースを開始し、マシンの基本的動きやレース中の駆け引きなどを学びます。FCJは自動車メーカー3社(トヨタ、ニッサン、ホンダ)が協力して創設したワンメイクフォーミュラであり、F3への登竜門的レースと位置付けされています。ドライビング能力を磨き、F3へステップアップする為の基盤を作り上げます。F3は世界各国で開催され、若く才能に溢れるドライバーが集結します。ここで秀でた成績を収めたドライバーが、SF、そしてF1へ上り詰めていくのです。

フォーミュラのカテゴリー紹介

スーパーFJとは
sfjフォーミュラカーレースへの入門用カテゴリーであり、JAF地方選手権として、もてぎ、筑波、富士、鈴鹿、岡山、そしてオートポリスを舞台とした6シリーズで熱戦が展開されているスーパーFJ(S-FJ)。低コストでの参戦が可能なカテゴリーながらレース数をこなせる上、舞台はFCJやF3など上級カテゴリーが使用するのと同じ主要国内サーキットとあって、実戦を戦いながら非常に濃い密度でフォーミュラカーレースに必要な多岐に渡る経験を積むことができるエントリーフォーミュラです。

エンジンはホンダ、タイヤはヨコハマのワンメイクながらも、使用するシャシーにはバラエティーがあり、ギヤやサスペンションなど自由にセットアップを施すことができるため、クルマの症状をどのように感じ、どのように言葉としてメカニックに伝えるかという、レーシングドライバーにとって欠くことのできない、メカニックやエンジニアとのコミュニケーション能力を養うこともできます。 S-FJは自分の4輪への適性を見極めることが出来るカテゴリーと言えるでしょう。
F3とは
f3世界共通の規定で行われることから、インターナショナルカテゴリーと呼ばれるF3。現役F1ドライバーの実に8割以上が、若き日に経験したカテゴリーがこのF3なのです。

FIAの定めるF3車両規定に則っていれば、基本的にシャシー、エンジンは自由ですが、現状シャシーに関してはイタリアのダラーラが市場の9割以上とほぼ独占状態。F1やIRLにもシャシーを供給するコンストラクターであるダラーラの送り出すF3シャシーは、空力的にも洗練され、ハードウェア的にもまさに“F1へのステッピングボード”といえます。

F3ともなれば、セットアップ変更はもちろん、車両規則の範囲内であればオリジナルパーツの開発などもOK。それだけに、チームとドライバーの力を合わせた地道な共同作業と開発が、ライバルに差をつけることとなります。また、世界統一レギュレーションだけに、マカオGPなど各国トップコンテンダーが集う、世界一決定戦的なイベントが行われることで、ドライバーとチームそれぞれが世界での自らの位置を知ることができるという側面も。

コーナリングの速さはトップカテゴリーに勝るとも劣らない、コンペティションレベルの非常に激しい、まさに“プロへの登竜門”がF3です。
FNとは
FNとは国内最高峰のフォーミュラカーレース、それがスーパー・フォーミュラ(SF)です。ヨーロッパやアジア諸国を舞台とするGP2と同様に、F1に準ずるカテゴリーといえますが、日本独自のカテゴリーであるため、随所にオリジナリティが盛り込まれています。
シャシー、エンジンとも2014年から一新、世界に向けて様々なマシンを開発・製造しているレーシングカー・コンストラクター、ダラーラ・オートモビリが手がける次世代シャシー「SF14」に変更。マシンの開発コンセプトは「クイック&ライト」(俊敏&軽量)。コックピット底面から一気に前上がりにノーズに至るハイノーズ。タイヤ幅いっぱいのフロントウイング。大胆に絞り込まれたサイドポンツーンなど、“F1的”な要素が多く見られ、エンジンカウルは小さく、低く作られており、シャークフィンが備え付けられているのも特徴的。リヤエンドの絞り込みも大きなダウンフォースを生む。また、「ベンチュリーカー」としてデザインされ、F1よりも格段に強烈な空気力でマシンが路面に押しつけられることにより、高いコーナリングスピードを生み出すマシンとなります。最新トレンドを採用したマシンは、F1に匹敵するマシンへと生まれ変わりました。

エンジンに関してはトヨタ、ホンダの2メーカーから供給されます。これまでの3400ccV型8気筒自然吸気から、2000cc直列4気筒直噴ターボへとまったく新しい仕様へと変更されている。この新型エンジンには単なる規定変更に留まらない様々な意義が隠されている。

コンパクトな排気量2000cc直列4気筒ターボ過給エンジンの注目は、シリンダー内に直接燃料を噴射するいわゆる直噴式を採用している点。また、新開発エンジンを「燃費ターボエンジン」として競技の中で機能させるため、使用する燃料の総量ではなく、レース中の瞬間燃料消費量を管理する、瞬間燃料リストリクターという機構を搭載する点。このエンジンは、設計時点の理論値では、550馬力以上を発生し、SF14はこれまでのマシンより1周のラップタイムで秒単位の短縮がはかられている。このラップタイムは、F1グランプリカーにも匹敵する速さになります。

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