達人列伝

Vol.1 ハナシマレーシング代表 花島広樹

第2回「良きライバルであり、良きパートナーであるから互いに向上できる」
ル・ボーセモータースポーツとともにレースを戦う『達人』のひとり、ハナシマレーシングの花島広樹代表を紹介するコーナーの2回目は、お互いに関する印象について話してもらいました。仕事ぶり、人間性をざっくばらんに。
坪松 「一緒に仕事してみて初めて分かったんだけど、花島さんはO型過ぎる(笑)。O型だから、じゃなくて、過ぎる!」
花島 「だけど、なかなか会社で清算しているとO型過ぎるなんて言われたことないですよ」
坪松 「そういう時は言われない、何かの時にO型オーラが出過ぎちゃうんですよ」
花島 「確かに……、出過ぎですね(笑)」
坪松 「O型オーラが出過ぎちゃう時がある。そうじゃないですか? 俺だってすごく細かいところが出過ぎちゃっている時もあるんですよ。どういう考え方しているんだろうな、って思う時ありますよ(笑)。ただ、この人は憎めないんです」
花島 「ほう」
坪松 「反対に、O型オーラ出過ぎているけど、押さえるところはちゃんと押さえてくるじゃないですか」
花島 「凝るところは、凝りますからね」
坪松 「反対に、O型オーラ出過ぎているけど、押さえるところはちゃんと押さえてくるじゃないですか」
花島 「凝るところは、凝りますからね」
坪松 「A型は、全部やらないと気が済まないから。だから、反対に羨ましくも思っちゃう。O型がうまくいくと、すごくむかつくんだよね。こっち、朝から晩までタイヤのロットとかすごく気にしながらやっているのに、タイヤのロット、気にしない人が!」
花島 「それだめ? 分かりました!」
坪松 「それ違うでしょう、って感じなんだよねぇ(笑)」
花島 「逆にね、僕は坪松さん、細かいなぁ、と思いますよ。まぁ、でも一緒に仕事してみたら、それまでの印象とは全然違いましたね」
坪松 「俺もそうだったね。実際にはすごいやりやすい人で印象が変わっちゃった」
花島 「僕はだから、坪松さんがここ数年、人が変わったなぁ、ってよく思うんですよね。俺が勝手にそう思っているのかもしれない。だけどうちのスタッフもよく言うんですよ。『坪松さん、めっちゃ丸くなりましたよね』って。俺らが勝手に、仲間としてそう思っちゃったのか、分からないですよ。丸くなりました?」
坪松 「そんなに変わらないと思うけど」
花島 「じゃあ、俺らがしゃべり出したからなのかな。うちのエンジン、使っていなかった時なんて取っつき難かったもの」
坪松 「それはね、すごいオーラ出していたんだと思う(笑)。当時はそうなって当然の強敵であるわけだから。当時は横溝(直輝)とか速いドライバーを走らせていたから、やだなぁ……っていうのが根本的にありましたね。最近も山内(英輝)とか引っ張り出してきて、あれも卑怯なやり方だよなぁ、って心の中でずっと思っていてさ! しかもロガーデータ持っていくし。逆に今日のロガーデータ、よこさなかったし(笑)。取れてない、ってワケの分かんないこと言ってるし。(笑)」
花島 「すいません。でも、本当に取れていなかったんだから、仕方ないじゃないですか(笑)」
坪松 「でもね、本当のことを言うと、花島さんのところでもCクラスをやってくれているから、データの比較ができる。山内は速いから比較もできるんで、いい感じですよね、お互い。データを見られるし、クルマの話もするし。自分のところで何台かやっているよりは、こういう関係がちょうどいいぐらい。だから、うちなんかもいま、こうなってからは花島信者ですよ。エンジンメンテは全部花島さんのところだし。だけどね、何も送って来ないんだよね(笑)」
花島 「この前、壊れたピストン、送ったじゃないですか?」
坪松 「壊れたピストンね。買って、くれるんじゃなくて、置いてあったもの、くれるんだもの! それ、みかんくれるのと一緒だよ、みかんかお茶。静岡のみかん」
花島 「十分じゃないですか(笑)」
坪松 「全然話は変わるけど、花島さん、残念なのは魚が好きじゃない。一緒にうまい魚食いながら、飲みたいと思うんだけどね」
花島 「魚がうまいと思ったことがないんです」
坪松 「トラウマがあるんだって」
花島 「あたったとか、そういうのはないんですが、ガキの頃、のどに骨が刺さった記憶はあって。ご飯飲まされたとか……」
坪松 「たぶん、貧しい生活で、骨しか食ってなかったんじゃないか(笑)」
花島 「実際……貧しかったですよ」
    次回はお互いの共通点に関して話してもらいましょう。